マラソン佐藤、世界陸上1週間前に市民レース出場
ベルリン世界陸上男子マラソン(22日)代表の佐藤敦之(31)=中国電力=が11日、成田空港発の航空機で出発。レースの1週間前に市民レースに出場するという異例の調整法で、本番に臨む考えを明かした。
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出場するのは世界陸上が開幕する15日にオランダ・アムステルダムで行われる10キロのロードレース。坂口泰監督(47)が最終調整として選んだ。佐藤は「大会名も分からない」と笑ったが、「29分くらいで走るつもりでいきたい」とハイペースが予想される本番を意識した。
大一番まで1週間前でのレース出場は極めて珍しいが、それが佐藤流だ。昨年の北京五輪では完走者の中で最下位の76位。1日50キロ近くを走るなど、自身を追い込みすぎた結果、直前に体調を崩したのが敗因だった。その反省から、今回は長い距離の練習を減らし、試合で調子を上げる調整法に変えた。6月の日本選手権1万メートル、7月の札幌ハーフと立て続けに2レースに出場し、同月下旬からはニュージーランドで3週間、合宿を張ったが「疲れはほとんどない。北京前とは雲泥の差です」と自信を深めている。
世界陸上では03年パリ大会で入賞(8位)から10秒差の10位。一方、チームメートの油谷繁(01、03年ともに5位)、尾方剛(05年3位、07年5位)は日本人トップで入賞した。「5位以内に入って、2人に肩を並べることを目指したい」と佐藤。直前のレースで勢いをつかみ、世界にその実力を見せつける。
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